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三峯の宿坊でくつろぐ異なトリオ。おやじ九去堂は根が生えそうだ。
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外はキッチリ降っているが、まだ時刻は5時にもならない。何かしら活動してしかるべきだが、この居室の居心地良さにゴロゴロしたくなる。すっかり怠惰が身についているのだ。対してSくんは明早朝、ご祈祷を申し込んでいるのでその手続きに。
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しばらくして戻ってきた。外行きましょうというので私も出る。境内のあちこちをうろうろするが、夕闇とこの雨で本当に暗い。貧民街とは言え都会に住むと、こういう暗闇はむしろ新鮮でさえある。雨に濡れるのももう、数々の騎行で慣れっこになった。
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晴れていればこう見えるはずの奥宮遙拝所へと登る。ご覧の通りで雲の中。さらにSくんの案内で、けもの道の如き細道を行く。オットット、で谷底に落っこちそうだ。すぐに小さな、風格あるほこらが現れる。どなた様が祀られているかは知らないが。
一通り境内を一周する。
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宿坊近くに戻り、非神的みやげ物を売る店に入る。三峯は山犬様の神社でもあって、オオカミのぬいぐるみとかも置いてある。Kくんアシタカのマネをしなさいと九去堂が言う。モノノケがモノノケの役をやるのヨ、と美輪明宏さんの口まねもする。
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さて今夜の呑み料を買おう。店内に並ぶ地酒、Sくんどれがいいかしらと問う。う~んとうなるSくん。ふと私が見ると支払い近くに、三峯印の一升徳利がある。コレ中身ショーユじゃないですよねと店オバちゃんに問う。オバちゃんホホホと笑い出す。
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ついでに三峯印のマスも3つ買う。宿坊に戻りつまみを探す。漬け物はチトもて余しそう。他のらしきものを探してオジ二号さんから買う。そのまま部屋に戻れば1715ごろ。夕食までにはまだ早い。だがKくん、酒たっぷり徳利を引き出し嬉しそう。
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このあとどうやら風呂に行ったようだ。山家とは言え立派な造りで、おまけにわざわざ下界から温泉を汲み運んでいる。ややぬめりのあるアルカリ泉?で、湯加減もほどよく気持ちがいい。それゆえ風呂で二人とは、何を話したか覚えていない。
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さっぱりして部屋に戻る。しばらくして放送が入った。え、夕食の用意がカクカクシカジカ、宴会場においで下さい、

すみません。

あっこりゃオジ一号さんだ。Sくん面白がりフフフと笑う。浴衣姿で出かけるが、みな武道人ゆえ着付けは手慣れたもの。
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さてメシじゃメシじゃと宴会場へ。うんこう。
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広間にS様と札の下がった席に着く。大きな座卓に料理が一組対二組。一瞬躊躇して一組に座す。こうするのが一番手間が無かろう。さて目の前の料理だが。それはもう彩り鮮やかに、数々のお菜が並んでいる。うはー、すごいねこれはと声が出る。
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おまけで一本酒も付いてるが、ビール行きましょうと衆議一決。正直、ここまで豪勢とは思ってなかった。江戸の昔の伊勢参りより、宿坊の料理は豪勢とは言うが。それが噂になってますます参拝者が増えるという、和式ツーリズムの原点を見る。
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Kくんがお酌をしてくれる。次いでSくん受けて返して。では頂きましょうと手を付ける。さてこの九去堂は食い道楽。あえて言いましょううううううまい! 板さんの腕がよほど良いらしい。魚も吸い物も美味しいが、煮物が美味しいのは特筆すべき。
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画像右端の小鉢がそれ。だからご飯が進む進む。山菜なども素晴らしい。糖質制限など知ったことでない。これで一泊¥12K。輸送コストもあるだろうに、まことお値打ちと言っていい。これならいずれツーリングでも、泊まってみたいと思うのだった。
かく天上界の日は暮れる。
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ごちそうさまでありました。

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