悲報、また一つ(第二十八共勝丸のこと)


東京と小笠原を結ぶ貨物船、共勝丸が、旅客の取り扱いをやめたという。
第二十八共勝丸
これで、便乗できる貨物船は日本に無くなった。
そういえば、一般人が乗れた帆船、あこがれも、廃止されたと聞いた。

用もなしに、わざわざ貨物船に乗ろうと言うのを、酔狂ともバカともいう。だが豊かな世の中とは、多様性が許された社会に他ならない。悲しいかな。
以下、追憶。
9:45。乗船ははしごで。
第二十八共勝丸
便乗者の船室。
第二十八共勝丸
毛布と、清潔なシーツが用意される。
第二十八共勝丸
貨物船ならではの、静かな船出。
第二十八共勝丸
はじめは川船のように。
s第二十八共勝丸
羽田のわきをかすめる。
第二十八共勝丸
別の埠頭に一旦寄って、危険物を掲載。
第二十八共勝丸
車もこの船で運ぶしかない。
第二十八共勝丸
賄いの食事。船のメシはうまい。
第二十八共勝丸
富士山が夕日に映えていた。
第二十八共勝丸
翌朝、陸の姿も他の船影も無し。
第二十八共勝丸
ただ、トビウオが時折羽ばたくのみ。
第二十八共勝丸
船尾に座り、手を海に浸けてみる。
第二十八共勝丸
太平洋、一人ぼっち?
第二十八共勝丸
ブリッジに入れて頂いた。
第二十八共勝丸
二回目の、日が沈む。
第二十八共勝丸
翌朝、曇り空をカモメが飛ぶ。絶海で、どうやって生きているのだろう?
第二十八共勝丸
視界悪し。船員さんたちが進路を見つめる。
第二十八共勝丸
やがて島々が見えてきた。
s第二十八共勝丸
二見港に近づく。
第二十八共勝丸
さあっと晴れ上がる、まさに南の島。
第二十八共勝丸
小笠原は東京から千キロ。まる二日、凪の海で順調な航海だった。だが非力なエンジンが黒潮に翻弄され、1ヶ月かかってついに引き返したこともあると聞いた。
実に貴重な体験だった。ありがとうございました、共勝丸とクルーの皆さん。

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