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騎乗の旅には、ラーメン屋に入ることが多い。
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ここで覚悟すべき点は、行きずりのラーメン屋はとんでもなくまずいか、びっくりするほどうまいかのいずれかだということだ。
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地場に根を生やした店は特にそうだ。
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だからどんな味だろうと、それを顔に出さず黙って店を出ていくのが作法と思っている。
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うまいまずいはどこまでも我が好み。誰が褒めようがけなそうが、信用してはならない。さらにたかがラーメン、並んでまで食うようなものではない。
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我が見る宇宙の評価を他人のせいにする、愚昧残忍臆病なる雑民になりたくなければ。
また、店主の思いと味との相関関係は薄い。思いが商売文句に流れたならなおさら。
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作る一杯のラーメンにどれだけの情念があろうとも、人を観察せねば舌を喜ばせることはできない。宇宙は人の数だけあることを知らば。
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だから時には、当たりを引くこともある。
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乞食同然の旅人を思いやり、泣き叫ぶ赤ちゃんを気の毒がるおかみさんのいるような店。
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それはたいてい、死なぬ程度に流行っていない。ここが目の付け所だ。

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