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京都には、有名なぶぶ漬けというのがある。湯漬けと書く。私は味わったことがあるからあると言う。前回、知り合ったばかりの京洛の紳士に一膳ご馳走になった。これって、あのぶぶ漬けでしょうか、と聞いたら笑っておられたから間違いない。
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同じく京都は千年の都だけに、湯屋も多い。ぶう屋と読むかどうかは知らない。その中でもKing Of 1010と名高い湯が、洛北は鞍馬口通りにあるという。歩きの旅をのんびり楽しむには、くつろげるお湯屋は必要で、それが旅の楽しみでもある。
船岡温泉
http://www.kyo1010.com/feature/funaoka/

この船岡温泉が、どうKingなのかはリンク先を参照されたい。はじめはどっかのスパ銭でゴロゴロしようと考えていた私は、ページを見て一挙に考えを変えた。と言うわけで夕方まで嵐山あたりで時間をつぶし、暗くなってからバスで向かう。
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通りの入り口でバスを降りる。上記リンク先には温泉街、と書いてあるが、それらしき看板は何一つない。
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見たところ、全くの伝統的な住宅街だ。街灯もほとんどなく真っ暗な道を、本当にここでいいのかしらんとテクテク歩く。
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歩くこと5分。心細かったから感覚的には20分。闇に光る看板を見つけてほっとする。タブレット搭載カメラの感度は良いが、裸眼では真っ暗だったのだ。
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営業形態としてはただの町銭湯で、料金も規定の400円ほど。それが文化財になってしまっているワケはリンク先を参照。
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その片鱗を脱衣場で見る。脱ぎながら気配を感じてふと天井を見上げると…。
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男女仕切上空で天狗が鼻の下を伸ばし、真っ赤な顔をして睨みつけている。
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その足元では、きちがいが刀を振り回している。さすがに鞍馬口だ。
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義経がきちがいに見えてしまうのは、こいつの影響だな。
「殺して進ぜよう!」「どえっ!!」「フー!」「オッホッホッホッホッホ」「どえぇ~!!」


仕切りの欄間には爆弾三勇士がいる。
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皇軍に征伐される支那兵もいる。観光に来るチュコクチンの反応やいかに。
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わんこもいる。火病って火付ける某国人が出るかもしれぬと心配になる。だが畜犬談を書ける文才は私にはないから、この感慨をうまく表現できない。
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中に入る。まずはサウナに直行。シリに敷くパッドが数枚用意されている。いつも通り15分ほどうだり、露天の水風呂に飛び込む。脳内麻薬ドバドバ、空が回るのを堪能する。その後湯風呂に浸かる。滝造りになっている露天でゆっくりする。
屋内風呂に移動。ジェット風呂で腰を温めつつふと隣を見ると、いかにもな池沼が怪獣のフィギュアを、いとおしそうに握りしめて入っている。ほほうと見ていると池沼ざばと上がり、おそらく怪獣のマネであろう、奇声を上げて走り回る。
奥の方には檜風呂がある。会話から隣府から来たと思しき大学生6人ほどが、腰湯状態で占拠している。その時間が15分を過ぎたところで、お兄ちゃんがたもういいかい、と声をかけ、一人が出た隙間に私も入る。ほかの連中はそのまま。
やはり東西日本、とりわけ洛外近畿は別の国だ。
さてそのほか電気風呂もある。一日中歩き回った疲れが溶けるようだ。やはり旅にはお湯である。休憩所には外人バックパッカーや番台と話し込む地元おばあやんなど。それらひっくるめて2時間弱ほど過ごして、京都最後の夕食に出かけた。
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