(7):初釣りの元旦


2014年の初日の出、ここは伊豆大島トウシキキャンプ場。
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だが時刻はすでに7時過ぎで、年越しに夜更かししたからには、ご来光は拝めない。いや実のところ夜明け前の強風で、すでに目覚めてはいたのだが、ぼんやりとして外に出なかったのだ。
その代わりとて御神火様を拝み、振り返って今年の第2ションを厳粛に垂れる。
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無料のキャン場をこのように維持して下さる、島の方々に感謝しつつ。
8時頃には、TさんSさんもお目覚めのようで。我が庵に残した道具を引き取りに来る。
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初日の出は見られましたかと訪ねられ、えへへと正直に答える。
私は水場で洗い物などする。漁業手袋と轟炎ストーブで湧かすお湯のおかげで、作業ははかどる。
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終えてばたばたとなびくテントの中でぼんやりと時間を過ごす。気配に気付くとTさんSさんはお出かけ。それを見ずして心で見送るは武道人の心得。間を置いて朝食兼用の昼食とて餃子など焼く。
13時を過ぎてから釣りに出かける。出かけたのは無論波浮港だ。昨日の情報からとっ先でなく、湾の入り口に陣を構える。
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行けばオトツイ会った、仲の良さそうなカップルが居る。すでに沢山の釣果を挙げており、ここは期待できそうだ。
自然現象はまことに玄妙なもので、強風のゆえか沖つ白波が立っているというのに、湾の中は穏やかだ。
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しかもとっ先では今日も風が荒れ狂っているが、湾のこちら側は静かそのもの。
ここいいですか、とカップルに挨拶して、早速竿を入れてみる。
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どうぞどうぞ、こっちなんかいいですよと招かれてみれば、願い空しからず早速アジが釣れた。
うほほいとさらに竿を入れれば、入れ食い状態でどんどん釣れる。
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そこへ電気屋さんの軽自動車が来て、降りてきたおじさんも加わって賑やかだ。
おじさん元々内地の方で、おそらくは数年前に島へ移住したという。今日は来島した弟さんのお土産として、うまいアジを沢山釣ってあげたい、とのこと。
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手職の電気屋さんを島でも営んでいるのだが、商売を通して観ても、とにかく島の人は我慢強い、と言う。
さすがにおじさんは次々に釣る、カップルも沢山釣れてうれしそう。
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他方私は今夜のおかずとて、8匹ほど釣れたところで打ち止めとする。早速ポイポイと捌いていると、おねいさん私もやる~、と捌き始めた。
皆さんに挨拶してキャン場に帰る。アジは早速開きにする。
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作業を終えてふと地面を見れば、ぶっといペグが落ちていた。一つこれで、張り綱を強化するか。
そうこうするうちTさんSさんが戻ってきた。聞けばここを撤収して、島の東岸にある、別のキャン場に移動するという。無理のないことだ、この強風だもの。お土産にアジの干したの・新鮮な生のを差し上げて、いつの日かの再会を約してお別れした。
いつも通り御神火温泉から帰った夜。大自然の恵みを炙って頂く。
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それにしてもこの強風はどうであろう。煽られたテントが揺れる揺れる。


しかし外に出てみれば、枝をかすめるほどのまばゆい星空。
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今日もオリオン座が美しい。
テントに戻ってそろそろ休む。インナーを閉じれば、風は吹き込まない。LEDランタンを消して灯油で明かりを点け、今夜も酒と魚と、ロシア小説だ。
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それではそろそろ、おやすみなさい。
(本日の走行距離:31.0km)

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