(5):方丈の庵


初めて釣った魚でお昼を終えたのは、1430過ぎだった。食器を洗い、釣り道具の手入れもして共に干す。
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相変わらず風は厳しいが、たっぷりとお天道様が当たって気持ちがいい。
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そこへ、メイト君をつないである方向から、鉄の馬が二頭やって来る気配がした。このキャン場、早朝犬の散歩に訪れる地元の人たちを除けば静かなところだから、これは年越しにやってきたアウトライダー現ると見た。
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世を厭(いと)うて深山に?猴(さる)と戯れる仙人も、人の気配がすれば柴の戸を開けて迎え出るという。ここ伊豆大島に方丈の庵を結ぶ九去堂とてそれは同じ、聞き慣れたエンジン音に釣られ、ひょっひょっひょと二人連れの前にまかり出た。
それが、関東某県から連れ立ってやってきたTさんSさんである。Tさんの乗騎がカブ110プロ、旅の相棒としてメイト君と同じ、14インチを選択とはお目が高い。Sさんの乗騎がクロスカブ、以前書いたように、メイト君が居なければたぶん、私も買っちゃったであろうマシンだ。
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どちらも旅のためのオプションや工夫がぎっしりだ。
ここは風が強いですからね、工夫してテン張りした方が良いですよ、と伝える。それ聞いてお二人一旦去るが、しばらくして戻ってテン張りしていたから、ここで年越しをするのだろう。
さて、私も年越しの用意をすべく、16時過ぎにキャン場を発つ。
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元町の街は、やはり年越しとてお店が賑わっていた。
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昨日とは別のお店で、たんまりと買い物。
買い物が終われば、メイト君の腹を満たす。今日は大晦日、この先数日の給油のめどが付かないからだ。加えて、生活燃料である灯油も、用意の灯油缶に給油。
s-R0012823.jpgエコクリーン
この缶、コールマンのエコクリーン1Lの空き缶に、アルミテープをぐるぐる巻いたもので、さらにスタンドで入れやすいよう、コーヒー缶の大口キャップをハンダ付けしてある。コールマンの空き缶を選んだのは、専用のフィラーが付けられるからで、このフィラー、機器の給油口に突っ込んで満タンになると、自動で止まるという優れもの。
そのキャップを開けて灯油を入れて貰う。年末年始のご予定は? と聞けば、あすこに貼ってありますと言われる。なるほどでかでかと、事務所の入り口に貼ってあった。こりゃ失礼、あっはっは。昨日キャン場近くで給油した際に聞いたところでは、島の南部に1軒、2日から半日営業を始めるお店があるという。ここ元町周辺では、今給油した出光スタンドが同様らしい。
給油が終われば御神火の湯へ。
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昨日は観光協会で割引券を買ったが、今日からはあんこさんが描かれた、5日間有効のパスポートを。
湯から上がって帰途につく。
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この14kmほどの道は、決して飛ばすわけではないしその必要もない。道は時に森の中となり、時に潮騒の聞こえる海際を走る。真っ暗ゆえ水平線は分からず、目に入る光の粒は、星なのか遠い島の明かりなのか、それとも船明かりなのかもはっきりしない。
はっきりしているのは天空にかかったオリオン座で、ここ大島では大星雲すら、目をこらせば見えそうだ。時に曲がりくねる道だが、この星座目指しておおむね走る。
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さて、それでは年越しだ。
(本日の走行距離:37.5km)

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