(25):狂風山行

スポンサーリンク


函岳へ登る道は北から向かえば、美深の手前で国道からそれて、林道を行くことになる。
9501.png
無論舗装があるのは人の住まう地域だけ、あとはダートを延々と、山頂目指して登ることになる。
9502.png
なみなみと水をたたえた天塩川、そして雲に覆われた山頂を横目に眺めやりつつ…
s-P9050664.jpg s-P9050667.jpg
私と乗騎かもしかⅡ号は、その道へと入った。
P9050418.jpg
(0850)
舗装が途切れたら、ここが美深歌登大規模林道の入り口となる。すなわちそのまま行けば、オホーツクまでダートで抜けられるという。
s-P9050421.jpg
カメラの設定誤りのため、ワケワカランが、雰囲気としては以下の通り。


時折キツネが通り過ぎたり(2:50ごろ)。
道は所々渓流に近づく。谷沿いに行くからにはそうなるが、水量の多さが気にかかる。
s-P9050673.jpg
0924、山頂への分岐となる加須美峠に至る。
s-P9050674.jpg s-P9050429.jpg
快晴にして雲多し。矛盾するようだがわくわくするような天気だ。

登山道に入った直後、道が激しく切り刻まれている。その現場は…撮れていない。切り抜けるのに精一杯で、とてものこと撮るどころではなかった。
s-P9050675.jpg s-P9050676.jpg
昨夜の雨が、川となってうねり、道をずたずたにしたのだ。道ばたの草が一様に、ぺしゃんこになって同じ方向を向いていることから、昨夜の激しさが伺える。
そこをようよう切り抜けられたのは、やはり軽攻撃機セローならでは。どこにでも入っていけるからこそ、我が乗騎に選んだのは正解。荷重で停車時に直立するほどの爆装を抱えながら、二輪二足で抜けられた。
s-P9050678.jpg s-P9050677.jpg
同じ道をBMWのGSとか、重攻撃機で抜けてみたり、果てはオンロードで挑むつわものもいると聞く。よほど路面状況がよいならともかく、私にはとてもその技量はない。もっとも、子馬メイト君ならトコトコと、何の気なしに抜けちゃうだろうが。
天候は激しく変わる。雲に包まれたと思った次の瞬間、さっと晴れたりもする。

そんなときは、遙か彼方の地上が見晴らせる。
かくしてようよう、私と乗騎かもしかⅡ号は、函岳の山頂すぐ下、標高1,149mに至る。

時刻はGPSですら正確ではない、だいたい0940ごろ。
MOV_000435468.jpg
風が、激しい。いや、立っていられないぐらいの狂風だ。
MOV_000451217.jpg
函岳にはよく整備された、無人の山小屋があるのだが、その傍らなら風が防げそう。
s-画像033
それを証するように灌木が立つ。そこに馬をつないだのだが…。
s-P9050679.jpg
スタンドに敷いた、つぶした空き缶をも無効にして、馬はごろりと寝てしまう。
あ~あ、とうとうやっちゃった。
s-P9050680.jpg
この地に立つため、はるばる北に来たのだ、という達成感を吹き飛ばし、さすがに落ち込むがそうもしていられない。ものすごい風に荷物を牽きつつ、山小屋に逃げ込む私であった。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする