(11):漁夫暖衣


根室の街にいる。
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こぢんまりした街で、市街ばかりか先ほどまでいた納沙布岬含め、根室半島の全域を占めて人口2万8千ちょい。
市街は丘の上にあって、急に海に落ち込んだところが港になっている。ロシア船の入港が多いのか、市内の看板にはロシア語表記が見える。
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ネズミ男私にはある目的があって、根室市内をうろちょろしている。
それはこの気温のしわざで、上半身はネズミおやじの店で買ったパーカで何とかなったが、しも半身が寒いのだ。ゆえにもも引きを、と考えたわけだが、さて、うまく見つかりますかどうか。
画像出典:http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11392316375.html
というわけでガテンもの屋を見つけるたび入ってみる。ロシア語表記があるのはお店も同じ。
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1軒目は、そこは根室だけあって漁業用のがっしりしたカッパはあったが、インナーは無し。
2軒目の右の店、ガテンもの屋というより、関東で言えばワークマンみたいなガテン衣装屋なのだが、ここならなんとかなりそうだ。
店は空いている。すみませんがもも引きを、と店員のおばちゃんに問えば、よくあるタイツの棚に連れて行かれる。これはあれだ、あのネズミ屋が冬になると大々的に売り出す、なんたらテックみたいなのだ。
あれ、あんまし暖ったかくないんだよね。1つ手にとってう~んとうなっていると、こんなのはどうかと隣の棚へ。あったのは…。
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根室の漁師御用達、漁業用のインナー。
♪俺とお前のヨォ~~~、と思わず兄弟船を歌いたくなる。
生地は厚めのトレーナーといったところで、裏は起毛した化繊。それが地肌にぴったりくっつくようになっている。しかもお値段¥2K程度。おーこれこれ、といえば、試着してみますかとおばちゃん包装のビニールをためらいなく開ける。
東京で同じ状況だったら、頼んでも試着なんかさせてくれない。だいたいは無言でいやな顔をされるだけだ。下着のたぐいだけに無理のないことだが、それゆえにこの心遣いが気に入った。そんな儲かる話でもないのに。
ゆっくりとサイズを取り替えながら、上下サイズ違いの組み合わせで買うことにした。このまま着ちまいますと宣言して、支払いの際にふと思った。もう1揃え買おう。気がつけばオーナーとおぼしき人がやってきて、バイクですか寒いでしょ、と話しかけられた。
品をレジのおいちゃんが包む際、ビニールかなんかで包んで下さいと私が頼む。濡れないようにしっかり包んであげなきゃ、とオーナー言う。荷物は増えたが、こういうものは見つけたときに買っておかないと。
漁業インナー
ふくれた包みを乗騎に結わえ付け、オーナーに見送られて店をあとにする。2揃えで¥7,980だった。実は前々より、昨冬の耐寒訓練の結論として、モンベルで同じような品を買うつもりでいた。しかしあちらは値段が3倍はするし、素材がウールなら1揃え¥15,000近くする。
それゆえ東京に帰ってすぐ、販売元に連絡してもう2揃え、この漁業インナーを送ってもらった。騎乗のみならず日常にも使おう。ふっふっふ、これで今冬は寒さ知らずじゃ。
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*ご興味のある方はリンク先を。商品名品番は以下の通り。
シーバージョン防寒インナー
上・SV-300防寒チャック/下・SV-302 防寒ズボン
色は紺色の他にワインレッドがある。リンク先にこの商品は記載されていないが、メールで連絡すれば送ってもらえる。
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次に寄ったのはダイソー。私の乗騎ジャケットはもう15年選手だが、それだけにマジックテープが傷んで、首回りがぶらんぶんらんになっていたからだ。その他ボンドのたぐいを買う、¥315。
次いで根室の街が切れかかるところで、ホクレンに寄って給油。根室セルフ給油所、8.18L、¥1,301。オドは238.3kmだから、燃費は29kmちょい。
1410、スタンドを発っていよいよ根室を去る。
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雨は上がったが、雲は相変わらず、濃い。

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