(9):根釧巡岬


オーナーが学校に行くお孫さんを見送る声で目が覚めた。ここはライダーハウスあっけし。
もぎたてのキュウリを1本振る舞われ、8時頃宿を発った。
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今日のルートは納沙布岬を回って、尾岱沼のキャンプ場まで。260~70kmと、距離的にはかなり余裕を取っている。
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幸いにも雨は上がったが、雲厚く、いつ降り出すかわからない。工事の一時停止に止められもする。
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(0819)
今回の旅では、おおむね市町村につき1カ所ずつ、こうした工事に出くわした。
厚岸の市街を抜け、橋を渡って厚岸湖の西岸を行く。
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「カキ直売」ののぼりがあちこちに立っている。しかし時刻がこうとあっては、店はまだ休んでいる。
普通、納沙布岬=根室方面に向かうには、橋を渡らず国道を行くが、ここはやはり伊能忠敬で。
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その道道123、やはり降り出してきた。
走ること30分ほど、琵琶瀬展望台に至る。

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打ち寄せる太平洋と、霧多布湿原がよく見える。
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撮り損なってしまったが、シカが一頭、道路に出て、ふらふらと歩き回っていた。
15分ほど過ごして再び走り出す、霧多布岬へ。
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岬直前のキャン場を横目に見て、行き止まりに至ったのは0928。
馬を下りてとっ先を目指す。遊歩道を歩いているのは、私の他団塊のつがいが1組だけ。東映みたいな景色の中に、北海道の命名者、松浦武四郎先生の歌碑があったりする。
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 かねてより 荒き汐路ときいたふの 島根に高く よする白浪
…まさにその通り。
遊歩道を、注意を払いつつ戻る。
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というのは、ちらほらとチョウが地面に止まり、風に耐えているからだ。
ジャイナ教徒とかホウキとか、そんなことを考えながら歩いて行くと、哀れ踏みにじられたチョウを見る、しかもできたてだ。先ほどの団塊の仕業にほぼ相違ない。
私もジジイになって、体衰え、根気も意気地も無くなってくると、かような無惨をするようになるのだろうか、と身勝手な思いがよぎった。
40分ほど過ごして岬をあとにする。一路、納沙布岬へ。
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途中、ふと見慣れた景色が目にとまった。
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緑のじゅうたん、静かな沼。お馬サンが草を食んでいる。振り返ればオキト橋、と看板に。兵庫さんのブログのバナー、おそらくここであろう。
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(1032)
景色に別れを告げて道を行く。ずっと海沿いを走ってきたのが、やや内陸に入って森を抜ける。道のすぐ隣は、根室本線。
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途中、落石岬に一旦向かう。しかしダートを抜けた行き止まりに至って、気が変わって引き返した。
根室の市街に入る。まっすぐ納沙布岬に行く前に、寄っていきたいところがある。日本最東端の駅、東根室だ。
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(1131)
何の変哲もない、寂れた小さな無人駅だが、もと鉄ッちゃんとしては。
駅を発ってさらに東に向かう。
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根室半島を走るのはたぶん2度目。前回は、最初の北海道ツーリングだったから、もう四半世紀前になる。


あの時も、雨だった。
巨大な風車やら、政治臭のプンプンする建造物やらを遠くに眺めつつ…。
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最東端の地に到着。
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時刻はちょうど、正午ごろ。

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