(1):関越夜行


2013.8.31、深夜3時半過ぎに陋宅を発つ。
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1030に船は新潟港を出る。その1時間前には着かねばならない。それゆえ0430には、すでに関越を走っていた。
北上
このルートを北上するのは、何回目になろうか。学生時代の初の北海道ツーリングと、その後台風を突っ切って帰ってきた05年、それだけが太平洋側で北海道へ行き来した旅路だ。だからおおよそ5~6往復は、関越を走りきったことになる。
走り始めてすぐ、車載カメラの搭載位置が失敗だったことを悟る。以前積んでいた重量級のカメラでさえ、ぶれが起きえたのだが、今回積んだ軽いコンデジでは、まともな画像が撮れそうもない。
0500を過ぎ、上里SAあたり。すでに夜が明け始めている。
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時間的には余裕があるはずだが、過去の記憶では新潟に入った頃に夜が明けていた。船の時間が変わったのか、それともIT時代の恩恵で、早く発ち過ぎずに済んだのか。
0530ごろ、赤城高原SAにて小休止。
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先日の武道合宿では、この手前で関越を下りた。だからここはSくんと、酔いどれ紀行に出て以来となる。
ここで休む理由は人間の事情のほか、馬の事情でもある。関越はスタンドの少ない高速だから、ここで給油しておかないと燃料が持たない。
同じ事情だろう、数台のBMWその他が給油している。それに続いて定位置に付くと、スタッフがひらりと、タンクに布のカバーを掛けた。おや、ずいぶん行き届いていますね、以前はこんなサービスあったかしら、と言えば、ウチはハーレーやBMWのお客さんも多いですからね、少なくとも10年前からやってますよ、とはスタッフの弁。
7.06L、1,165円。燃費はリッター当たり30km行かない。普通30kmは行くツーリングセローとしてはえらい悪燃費、これも過積載と風防の代償か。
0540には再び走り出す。
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この区間は名だたる霧の多いところで、以前は雨の中、しかも真っ暗で往生したことがある。しかし幸いにも今日は霧がない。
0600前、関越トンネルに入る。
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上記の通りぶれぶれだが、この長いトンネルの中の雰囲気は下の通り。
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トンネルを抜ければ、そこは雪景色ではなかったが、水蒸気がやや多い。
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雲低く引く越後平野を、一路新潟向かって進む。
それにしても毎回、このトンネルをくぐって越後に入れば思い出すのは、木久扇師匠の高座だ。[広告] VPS
まあ、いろいろとあった人だけど、国士で戦後の大宰相だったには違いない。
0720ごろ、新潟西で高速を下りる。
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ここからは航海士zumo君に頼るが、zumo君はアメリカ人だから日本の道は不案内、ヘンな所に連れて行ったりするから、勘と記憶を優先して道を行く。
おおむね記憶が戻った頃、乗船に備えて補給に立ち寄る。まずは我が乗騎から、セルフスタンドがあったのでそこで入れる。
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新商株式会社、セルフ垂沼SS。197.8kmを走って8.9L、1,354円也。燃費はリッター当たり22km。
次いで人間の補給。

0758、セブンイレブン新潟竜が島1丁目店。水、携帯口糧たるカップ麺のほか、つまみと新潟の地酒を買い込む、¥2,154也。
ここでごらんの通り、過積載ゆえサスが沈み、馬はほとんど直立している。つまりチロとでも左から力を加えれば、哀れかもしかⅡ号は転んでしまうのだが、ツーリング中この問題にはたびたび悩まされることになる。
さて補給を終えて道を行けば、路傍に看板が。
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新潟は北海道行きの他、佐渡航路もあって船着き場が違う。ゆえにこのような看板があるわけだ。
港の道をくるくる回って0800ごろ、無事新潟港着。
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ずいぶん早く着いてしまったが、すでに北海道を目指すライダーがたくさん到着していた。
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私は手持ちぶさたと、やや感じた空腹ゆえ、シーブリーズと言うからなんだか薬くさい名前の、港の食堂に入った。
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決して儲からないフェリー会社には、ライダーとしてがんばってもらいたい。ゆえにおにぎり定食¥500を注文。ケチくさい気もするが、じゃんじゃん食うほど腹は減っていないし、乗船まで酒飲むわけにもいかない。
ここでルーターとタブレットを試験。うむ、うまく作動するようだ。
あえてminiではなく、フルサイズのタブレットをもっていったのには分けがある。
私は現在、ネットさえあればお金が稼げる環境にある。つまりは全国どこにいようと、つましいながらお金に困らないわけだが、ただしワープロやエクセルがちゃんと使えなければ、陸に上がったカッパだ。
しかも本当にそうかどうかは、やってみないとわからない。今回の旅のテーマの1つは、その実証実験でもある。
うろうろと過ごすうち、やがて乗船の時が来た。
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(0927)
今時の乗船券はweb発行で、チェックインも係員さんが赤外線当ててピッ! で終わり。
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さて、それでは行くぞ!

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