飯田線紀行


ゆえあって急遽、特別企画。
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09年の3月20日。
少し残った青春18きっぷを握りしめ、飯田線を乗りに出かけた。
家を出たのは昼近く。日にちを1日間違え、のんびりしてたら当日だと分かって、あわててお茶の水から快速に飛び乗った。
そしてしばらく記録と記憶が途切れ…
飯田駅に着いたのは18時近くだった。
ドアからホームに出てみると…
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駅にゃんこがお出迎え!
これは幸先がよい。
真っ暗な中、じゃらんで見つけた安宿にとりあえず荷を置き、とって返して駅周辺へ。
名物のローメンを頂きます。
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このころはまだ、糖質制限という概念が無かったのであるなぁ。
翌朝は早立ち。朝5時に始発を待つ。
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真っ暗。
駅にゃんこが見送ってくれた。とても人なつっこい。
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ほんのりと明るさが感じられ、かける頃、電車がやってくる。
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もちろん乗客は私1人。
バイバイ、駅ニャンコ。元気でね。
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飯田線は、西の木曽山脈、東の赤石山脈の間を下る。両側の山々が、トワイライト色に染まる景色は、値千金であった。
すっかり夜が明けて、この電車の終着、天竜峡で降りる。日本一の長大ローカル路線だけに、普通列車の運行はぶつ切れだ。
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ここで天竜川下りを楽しむ。
オフシーズンだけあって、真っ赤に焼けたストーブがしつらえられた待合室には、他に父息子とおぼしき1組がいるばかり。
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この時から数年後? もっと下流の別の下り船で、転覆事故が起こるのだが、いつのことだったかしら?
少なくとも天竜峡の船頭さんは、私が不安がるような危険を冒さなかった。
渓谷美を堪能した後、降り場近くの駅で上り列車を待つ。
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わざわざ一旦戻るのは、飯田線の名所、第一久頭合トンネルを見るためだ。
あまりの難工事のため、トンネルを掘り戻して、Y字型にならざるを得なかったという。
その他渡らずの橋など、飯田線には名物が多い。
→wiki:難工事の数々
天竜峡から再び南下。
当時は飯田線沿い、佐久間駅にあった、JR東海の鉄道博物館に行く。
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たっぷりと鉄分補給。
見終えてさらに南下。
舟に同乗した親子と偶然再会。色々と話しかけてくるが、なんとも物憂い。しかし不愉快に思っているわけではなく、済みませんねぇ、普段はこんなに愛想の悪い男じゃないんですが、今朝4時半起きで、と言い訳する。中学生ぐらいの男の子、え、4時半、と驚く。
その後普通に話をしつつ、さらに電車は行く。途中、時刻表とあらかじめの情報を参照していたら、駅近くに日帰り湯があると分かった。そんじゃここで、と別れを告げて湯谷温泉駅で降りる。
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画像出典:wiki
近場の浴場、その道すがらにある温泉街の風景を楽しむ。
一人旅の醍醐味である。
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風格のある駅に戻ってさらに南下。
今夜の宿は豊川稲荷だ。
本長篠、新城と、歴史もんにはなじみ深い名前の駅を通り過ぎていく。
すでに夕方、西方の山の端が、だいだい色の光をかすめている。
1545頃、豊川駅着。
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駅前のモニュメントでは、キツネにつままれて頭がおかしくなり、あわれ踊らされる少年少女の姿が見られる。
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てくてく歩いて豊川稲荷へ。
何度となく参詣しているこのお寺だが、宿坊に泊まるのはこれが初めて。
信仰ゆえのお籠もりというタテマエだからか、お値段も安く、確か¥8000ぐらいだったかと。
当日は他に個人の参籠者はおらず、中庭に面した、8畳ぐらいの座敷を独り占め!
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今日は良かったですね、団体さんが1組いるから、大きなお風呂に入れますよ、と賄い? のおばばが言う。
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これまた独り占め。う~む、いい風呂場だ!
そして美味しいご飯と暖かいふとん。いくらでも食べて下さいと、たっぷりとお代わりも出る。う~ん、食いきれぬ。
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翌朝。
早起きしてご祈祷に上る。他には例の団体さんが1つ。正月のご祈祷しか知らなかったからちょっと驚く。というのは、あっという間に終わってしまったゆえ。
朝食も、これまた食いきれぬほど。
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食い終わるのを見計らって、坊さんが出てくる。
ようこそおいで下さいましたと挨拶し、お札(オサツではない)を手ずから渡してくれた。
さほどのお金を出してないのに、参籠者にはとても手厚い。
寺を出て駅に向かう。
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今日は雨だ。
再び飯田線に乗り、南下。
豊橋から東海道線に乗り換え、浜松へ。
浜松は面白い街だ。うなうな、バイクと、私の好きなものが2つもある。
雨中、老舗のうなうな屋までてくてく歩く。
味は絶品だったのだが、客のいる前で、大声で若い者を怒鳴りつけるのはどうかと思った。
とって返して駅近くへ。
もう1つ浜松が面白いのは、博物館のたぐいが充実していること。
まず科学館に遊ぶ。
そしても1つ、楽器博物館へ。ヤマハ騎りなら当然でしょう!
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この後、こだまで東京に戻る。
取ったのはグリーン車、いや、私ごときに大変な贅沢だが、一度乗ってみたかったんですよ~。
あれやこれや、寒中だったが楽しい旅だった。
飯田線、また乗りに行きたいな。
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名古屋のF・Sくんや、どうです、こんな旅は!
近場ですから一度行ってみては。
お仕事で大切な、目の保養にもいいですよ!
なお飯田線については、こちらのページが充実。
魅力発見・飯田線
豊川稲荷については、
おきつネット
デイリーポータルなら、こちらのページ。
豊川稲荷の「霊狐塚」がすごい

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