(1)


出発当日。
船は竹芝桟橋から夜10時に出る。馬を積む場合はその1時間ほど前に来て下さいとのことだったので、8時に出れば十分間に合う。
この日中をつかって、最後の準備。
とは言っても、午前中に買い出しに行くわけにはいかない。急遽ポチったシュラフカバーが、まだ届いていないからだ。猫屋のサイトにアクセスして、今荷がどこにあるかをはらはらしながら確認していたのだが、どうやら今日の午前なら届きそうだ。
無事荷が届き、一応品物をチェックする。クレームがあるなら今回はおじゃんだが、年末ゆえ早めに言うなら言わねばならない。
買ったのはモンベルの製品で、モンベルゆえにまぁ大丈夫だろうとは思うが、一応シュラフにかぶせて潜り込んでみる。うん、これならバッチシだ。
これで出かけられる。食料品のたぐいを買うため、近在の大きめなスーパーにメイト君で行く。この頃面倒くささがいよいよ進行している私は、今回米を炊くのもメンドクサく、容器付きパックご飯を現地で温めることにする。ゆえに調理器具としてはいつものコッヘルではなく、飯盒を持っていくこととした、そうでないとご飯パック入らないからね。
あとは酒類とかつまみのたぐい、そしておかず。おかずは白菜の漬け物と、シーチキンを選ぶ。キャンプと言えば「よ~しお父さん頑張っちゃうぞ」てなわけで、BBQセットやらスモーカー(たばこ呑みではない。燻製作るやつね)やら、はてはマッシブなダッチオーブンまで飛び出して、たいそうなものを作るというのが世間の相場である。それはそれで楽しいんだろうけど、ソロツーリングでそこまでする趣味はないし、そもそもメイト君に積めないので、私はシンプルに、と言うことで。そのうち余裕が出来たらやろっと。
後は朝食用のクロワッサンとか、ジャムバターの小分けパックとかを買い、自宅へ。
あとはメイト君の飲み物だ。先達の情報により、現地ではガスが高いと聞いていたから、補助タンクを大きいのに積み替える。普段メイト君に積んでいるのは、チェコ軍放出の5Lのタンクだが、今回はチュコク製の公称10Lで。実はこのタンク、9Lしか入らないが、そこはチュコク製と言うことで。
荷造りを終えて、順にメイト君に積み込む。リアボックスの上には円盤状のケシュア君が乗るが、それゆえメイト君が、早期警戒機みたいになる。
後はバイク乗りの作法、念押しゃ知恵袋の戸をば閉め*、だが、その点問題ないようだ。ただしあちこち汚れていたり、塗装が剥がれているところがあったりで、急遽タッチアップを行う。
そうこうするうちに日が暮れた。あれこれ火事場泥棒のように作業をしていると、時間はあっという間。もういい頃合いなので、少し早いが出発することにする。
時刻は1930、それでは出発!

(つづく)
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*念押しゃ知恵袋の戸をば閉め:すなわち燃料、オイル、車体車輪、チェーン、ブレーキ、クラッチ、灯火、バッテリー、ねじの締め具合のチェックのこと。

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